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第12巻は、『都史資料集成』第Ⅰ期(全12巻)の最終巻になります。
本巻は「東京都防衛局の二九二〇日」と題して、関東大震災以後昭和20年(1945)にいたる東京の防空体制構築に関する資料を収録しました。防衛局と言っても軍事組織ではなく、行政組織が行う市民防空を担当しました。防災組織の戦時版と考えれば理解しやすいでしょう。
昭和12年「防空法」の制定とともに東京市役所内に設置された防衛課に端を発し、以後昭和20年9月に廃止されるまでの東京都防衛局の事績を中心に関連資料を収録しています。
全体は以下のような6部構成になっています。
第一 飛行機ニ対スル帝都編成ニ就テ
第二 防衛課から防衛局へ
第三 東京都防空計画
第四 建物疎開
第五 家庭防空群・隣組防空群
第六 終焉
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