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東京都公文書館では、所蔵資料や事業について、その内容を広く紹介し、多くの方々に知っていただくために、資料展や講演会等を開催しています。
江戸・東京の歴史を概観する常設展示「東京の軌跡」や企画展示の他、展示資料やアーカイブズに関する講演会等を実施します。
企画展示情報
令和6年度東京都公文書館秋企画展「アーカイブズって何だ ~東京都公文書館移転開館5周年記念」
- 展示期間:令和6年10月18日(金曜日)から12月17日(火曜日)まで【終了しました。】
- 開館時間:午前9時から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
- 休館日:日曜日・祝日・第三水曜日
アーカイブズとは、歴史的記録や資料を未来のために永続的に保存し管理する施設、または記録そのもののことで、日本語で公文書館とも言います。
本企画展は、東京都公文書館が国分寺市に移転して5周年を記念し、重要文化財を含む所蔵資料の展示と、公文書館が行う仕事を紹介します。
歴史資料が持つ魅力、そして「アーカイブズとは何か」を知っていただく機会となれば幸いです。
展示構成
序章 東京都域のなりたち
第1章 東京府文書
第2章 東京市文書
第3章 東京都文書
第4章 個人アーカイブ
常設展示ミニ企画コーナー 資料保存の営み ~所蔵資料を永久に守るために
講演会情報
令和6年度東京都公文書館秋企画展「アーカイブズって何だ ~東京都公文書館移転開館5周年記念」関連講演会
- 開催日時:令和6年11月28日(木曜日)【終了しました。】
- 開催場所:東京都公文書館 研修室
- 内 容:「アーカイブズの活用 −歴史資料が伝える100年前の都市の暮らし−」
講師 山﨑 鯛介氏 (東京科学大学博物館 副館長・教授)
「東京都公文書館アーカイブズのあゆみ -資料が語るその魅力-」
講師 高木 謙一 (東京都公文書館職員) - 募集定員:60名(先着順)
- 参 加 費:無料
- 募集開始:令和6年10月24日(木曜日)【終了しました。】
常設展示情報
ミニ企画展示 「川越鉄道と地域~全線開通130年記念」
- 展示期間:令和7年3月21日(金曜日)から5月20日(火曜日)まで
- 休館日:日曜日・祝日・第三水曜日
当館では、常設展示室内の立面展示ケースを利用して、年に5、6回のペースでミニ企画展を開催し、特色ある所蔵資料の紹介や、周年記念などのタイムリーな企画を立てて展開しています。
明治28年(1895)3月21日、甲武鉄道(現在のJR中央線)国分寺駅と埼玉県の川越駅を結ぶ延長29.8㎞の地方鉄道が全線開通しました。今日の西武新宿線の一部と国分寺線のルーツとなった川越鉄道です。今年130年の節目の年を迎えたことを記念し、西武鉄道株式会社と沿線自治体である川越市、狭山市、所沢市、東村山市、小平市、国分寺市は電車のヘッドマークデザイン募集事業に取り組み、盛り上げてきました。
東京都公文書館ではこの機をとらえ、所蔵資料を中心として川越鉄道の沿革とその実態に迫るため、ミニ企画展を開催いたします。
地域の産業・経済の発展を契機に生まれ、さらなる地域の活性化に寄与してきた川越鉄道を通して、鉄道と地域のあり方を考えるとともに、130年の歴史に光を当てるアーカイブズの力に思いを寄せていただけるよう展示を構成します。
1 川越鉄道の成立
2 川越鉄道の発展と地域
3 電力会社への合併と西武鉄道としての存続・発展
*予告なく変更することがあります。
東京都公文書館常設展示「東京の軌跡」
この常設展では、天下の城下町江戸から今日の首都東京に至る歴史の流れと主な出来事をご紹介します。
東京都が所蔵する貴重な公文書や歴史資料に触れながら、東京の軌跡をたどれるように構成しました。
現在の東京の成り立ちと発展の過程を振り返りながら、記録資料を保存し利活用することの意味に思いをめぐらせ、未来へのヒントを見いだしていただければ幸いです。
資料保存の観点から全ての資料について複製を展示しています。
企画展紹介動画の公開
令和6年10月18日(金曜日)から12月17日(火曜日)まで開催しました、秋企画展「アーカイブズって何だ 東京都域の変遷と所蔵資料の形成史」の動画を公開しました。