『都史資料集成II』第2巻のテーマは「自治体東京都の出発」です。
昭和22年(1947)5月3日、日本国憲法及び地方自治法の施行により、東京都は地方自治体として新たな出発をすることになりました。住民の直接選挙によって初代東京都知事に当選した安井誠一郎の下で、自治体東京都の最初の四年間、どのような都政が展開されたのかを明らかにする資料を収録しました。
全体は以下のような3部構成とし、末尾に参考資料として、この時期に始まり、現在まで続く庁議に関する資料を収録しています。
第一 自治体東京都の行政 昭和二十二~二十五年度
第二 昭和二十二年地方選挙結果
第三 特別区の発足
参考資料・庁議