砂防ダムとは

砂防ダムとは

 砂防指定地内の河川及び渓流において、上流から流入してくる土砂を貯留するために、あるいは既に河床に堆積した土砂の流出を防止するためのダムです。砂防えん堤とも呼ばれます。
 上流域に設置される小さなものから、中流域に設置される大規模なものまで、その態様は様々で、国土交通省が所管します。
 また、森林内の渓流に治山を目的として設けられる小規模なダムは治山ダム(治山えん堤)といい、農林水産省が所管します。

三宅島砂防事業の概要

 三宅島では、平成12年7月の噴火以降、山体に堆積した火山灰や渓流の土砂等が降雨時に流出し、泥流・土石流が頻発した。この緊急対策として、平成12年度より災害関連緊急砂防事業ならびに平成13年度には火山砂防激甚災害対策特別緊急事業の採択を受け、平成17年度までの5ヶ年で37渓流において砂防堰堤51基が完成した。
 平成26年度までにさらに砂防堰堤9基が完成したことにより、砂防堰堤60基ほか流路工等関連施設が完成し、平成12年噴火に伴う緊急対策の概ねの整備目標は達成された。

三宅島噴火の記録

災害の経緯と砂防事業の実施状況

三宅島火山ガス(二酸化硫黄)放出量 グラフ

三宅島内の規制区域(平成25年12月19日現在※村改正条例施行)

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