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今回は「第10回」でも取り上げた『順立帳』のうち、明治元年の富くじに関する禁令をご紹介したいと思います。
富くじといえば、『東海道中膝栗毛』で弥次郎兵衛と北八(喜多八)のコンビが大坂の坐摩社の富札を拾ってからのドタバタ劇が描かれ、落語の「宿屋の富」「水屋の富」「富久」「御慶」などで庶民が一攫千金を夢見ていた様子が描写されていますが、幕府はすでに天保十三年(一八四二)に富くじの全面廃止を通達しています。
幕府から政権を引き継いだ明治新政府は、富くじに対してどのような対応をみせていたでしょうか。
今回は、富くじに関する明治元年の文書にチャレンジします。
目次
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古文書解読チャレンジ講座 第15回 教材(PDF形式)
【史料】
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