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森林の保護、森林産業の振興を図るための業務を行っています。
林道事業
林道は森林整備のための道路です。地域住民の生活道路や森林レクリエーションのための観光道路としても利用されています。現在大島支庁管内には、大島町に5路線、利島村に1路線、新島村に4路線、神津島村に3路線の林道があり、維持管理や改良のほか、台風などにより被災した箇所の復旧を行っています。
治山事業
山地の崩壊等を未然に防止し、台風や集中豪雨、地震によって荒廃した山地あるいは渓流を復旧整備して、健全な森林への移行を促進しています。
森林計画
大島支庁管内は、都が策定する地域森林計画の伊豆諸島森林計画区に属しています。
地域森林計画の対象森林については、森林法(昭和26年法律第249号)に定められた各手続きが必要となる場合があります。地域森林計画対象森林かどうかは、大島支庁産業課林務担当又は各町村の林務担当部署へお問合せください。
保安林業務
森林の有する多様な機能を十分に発揮させ、災害を未然に防げるように、保安林の指定等を行っています。
保安林は、その保安林ごとに指定の目的を達成するために「指定施業要件」(伐採や植栽の方法)が定められています。このため、森林施業に際して、あらかじめ許可や届出が必要になります。また、森林施業以外の作業行為(土地の形質の変更等)にはあらかじめ許可が必要です。
森林保護
管内ではマツクイムシによるマツ林の被害、エダシャク類によるツバキ林への被害が発生しています。その対策のために町村が行う薬剤散布、樹幹注入、伐倒駆除などの事業を補助しています。
鳥獣保護管理
人と野生鳥獣との共生の確保や、生物多様性の保全のため、野生鳥獣の保護管理や狩猟の適正化に関する業務を行っています。
都行造林
都行造林は、水源涵養、国土保全、公有財産の造成及び地域林業の振興を目的とした分収造林です。管内の都行造林約70ヘクタール(大島約10ヘクタール、新島約18ヘクタール、神津島約42ヘクタール)を管理しています。
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