近年、国産紅茶を見かけたり、国産紅茶を使ったお菓子を目にしたりします。
明治初年、日本が欧米と貿易を開始した当時、代表的な輸出品といえば、生糸と茶でした。
紅茶というと、インドやヨーロッパのイメージですが、当時の日本の政府は、国産紅茶製造・輸出にも力をいれました。海外の嗜好にあわせた紅茶を輸出したいと考える政府がとった政策とは、どういうものだったのでしょう。そしてその働きかけに応じる人々の動向について、さっそく読んでいきましょう。
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東京府文書『回議録・第14類・農業・全 〈勧業課〉』(請求番号:609.B7.01)