HOME > 小笠原の自然 >都レンジャー トピックス

小笠原の自然

都レンジャーニュース 平成29年度

平成30年3月3日(父島レンジャー 後藤)
眼下に集落を望む様子

八丈島視察

 他地域国立公園の視察として八丈支庁に出張してきました。八丈島には野営場や植物公園があり、小笠原とは異なった公園の利用があることが印象的でした。夜はビジターセンターで講演会を開かせてもらい、小笠原の自然と東京都レンジャーの仕事を八丈の皆さんに紹介しました。今回の出張により、八丈島の自然や公園管理について学べました。さらに、比較してみることで小笠原の自然の特徴やそこでの東京都レンジャーの役割を再認識することも出来ました。学んだことをフィードバックできるよう、これからの業務に励んでいきたいと思います。

平成30年3月2日(父島レンジャー 熊本)
児童と質疑応答している様子

多摩地域特別授業

 多摩地域の小学校への特別授業も今年で6年目。今年度も依頼を受けた小学校2校に特別授業を行いました(平成29年12月4日、平成30年2月19日)。
 対象はどちらも4年生で、4年生の社会科単元「私たちの東京」からの繋がりとして、1000㎞離れているけれど同じ東京都民の暮らし、自然、島が抱える外来種問題について授業を行いました。小笠原諸島を知っている児童はとても少ないのですが、動物好きの児童はとても多く、写真を見ただけで「ハンドウイルカ」や「ザトウクジラ」をすぐに言い当て、こちらがびっくりする場面も!(笑)
 授業で心がけていることは、興味を持ってもらえる内容にするために動画をたくさん準備して臨みます。短い動画ですが、シュノーケルで撮影した魚の映像やクロアシアホウドリの恋ダンス等 児童からは「海きれい」「この鳥面白いね!」と興味深々。小笠原諸島の自然から身近な自然に目を向け、都内にもある外来種問題に自分たちでもできることを考えてもらう。自然保全の第一歩は、自然に興味を持ち好きなってもらうことだと思っています。自然って面白いな、自分の目で見てみたいなと思ってもらえる授業ができるように、授業内容を工夫し、来年度も積極的に普及啓発を継続していきたいと思います。

平成30年2月22日(母島レンジャー 竹中)
児童に説明している様子

母島小学校での環境教育

 母島小学校の3年生4名に、小笠原諸島固有のチョウ「オガサワラシジミ」についての授業を行いました。多摩動物公園で域外飼育を担当している職員が調査で来島されていたため、直々に講義をしていただきました。その後、東京都のオガサワラシジミ保全施設敷地内にて、都レンジャーが野外実習を実施しました。雌雄での行動パターンの違いや採卵方法を学習し、いざモニタリング開始! オガサワラシジミに模した手作りの紙模型を飛翔させ、子供達にモニタリング体験をしてもらいました。この日は、1日都レンジャー体験という設定で、都レンジャーの帽子をかぶった子どもたちが大活躍してくれました。

平成30年1月17日(父島レンジャー 井上)
作業中の様子

小笠原小学校4年生の植栽体験

 小笠原支庁の道路補修工事に伴う法面に、環境教育の一環として、小笠原小学校4年生と共に植栽作業を行いました。植える植物の多くは小笠原の固有種です。児童や保護者、先生方に、工事における環境配慮の実態を伝えたい思いと、児童達へ植物や環境への関心を深めてほしい思いをもって今回の取り組みを行っています。大人の難しい思いはさておき、子供達はとても楽しそうに作業を行っていました。10年後、20年後に素敵な森になっていることを願い、島の子供達に見守ってほしいです。

平成29年12月2日(母島レンジャー 宮川)
作業中の様子

森林生態系回復ボランティアとの共同作業

 母島レンジャーは、林野庁の実施している「小笠原諸島森林生態系ボランティア」の方々と一緒に、鮫ヶ崎園地の外来植物駆除を行いました。汗ばむような良い天気の中、皆さんの努力で予想以上にたくさんの外来植物を駆除することができ、園地周辺も休憩舎からの眺望もすっきりしました。また、御幸之浜園地の外来植物駆除も合わせて行いました。12月~5月頃までは、ザトウクジラの来遊シーズンです。陸上からの観察には、きれいになった鮫ヶ崎園地や御幸之浜園地を是非ご利用ください。

平成29年11月12日(父島レンジャー 山口)
作業中の様子

南島外来種駆除ボランティア

 ボランティアの皆さんと南島へ外来植物駆除に行ってきました。今回はイネ科、コトブキギク、シンクリノイガなどを駆除対象の中心にして引き抜きを行いました。外来植物の中には、希少な植物が混ざっている箇所もあるので、間違えて抜き取ることがないよう事前説明を行い、生育場所にはポールを立てて注意喚起を行いました。日差しの強い中、汗を流し懸命に作業を行う姿がとても印象的でした。皆さんが一生懸命抜いてくださったおかげで、今回駆除した植物の量はとても多く約370㎏になりました。陰陽池周辺の外来植物は少なくなり、景観もよくなりました。ボランティアの皆さんお疲れ様でした。

平成29年9月27日(父島レンジャー 後藤)
作業終了後に海を望む様子

外来植物駆除作業

 小笠原諸島森林生態系保全センターが受け入れている東京農業大学ボランティア部の活動に、今年も補助役として参加してきました。現場は都レンジャーが普段巡視を行っている電信山線歩道。海沿いでモクマオウの伐採やギンネムの引き抜きを行い、外来植物駆除だけでなく景観の改善も図りました。当日は炎天下で、皆汗だくになりながら一生懸命作業に取り組んでくれました。作業終了後、展望地のように綺麗になった現場で達成感に浸っている姿をみて、有意義な駆除作業になったと感じました。学生の皆さん、お疲れ様でした!

平成29年9月24日(父島レンジャー 川口)
海鳥に手を振る様子

南島ネズミ駆除作業

 父島南西沖にある無人島の南島は、小笠原諸島の中でも有数の海鳥の繁殖地です。しかし近年、外来のネズミによる小型海鳥への食害が判明し問題となっていました。東京都では植生の回復を目標に、ネズミの根絶を平成25年度から実施しており、その数を減らしてきました。南島は、ラピエと呼ばれる鋭く尖った岩が露出していたり、急斜面に植物が密生していたりと、歩くことも困難な場所が多いです。今回の作業では、殺鼠剤の入った小さい袋を人の手でこつこつと散布してきました。暑さも厳しく大変な作業でしたが、海鳥のヒナたちが無事に巣立ってくれることを願っています。

平成29年9月23日(父島レンジャー 山口)
海上から海岸を見守る様子

夏季海上パトロール

 多客期である夏季特別期間中は、小笠原支庁土木課自然公園担当と共同で特別パトロールを行います。陸上と海上両方から自然公園施設を見回り、施設が適切に利用されているか、利用者の安全は確保されているかを確認します。今年も多くの利用者が見られましたが、特に大きな問題もなく無事に終了しました。

平成29年9月22日(父島レンジャー 井上)
感謝状の写真

感謝状いただきました

 今年の2月に高尾へ出張した際に、高尾の都レンジャーと共に小火消火を行う機会があり、八王子消防署長から感謝状を頂きました。小火発見から消火器での初期消火、消防士が到着してからの道誘導、関係機関への迅速な連絡など、都レンジャーの対応が評価されたのだと思います。これからも、いざという時に適切に動けるように、日々の日常業務頑張ります。
※感謝状は個人宛になっていたので名前の部分は隠させてもらっています。

平成29年9月14日(父島レンジャー 川口)
レクチャーの様子

海の楽しい遊び方

 島の子どもたちに、環境教育のレクチャーをしてきました。今回は、海の楽しい遊び方と題して、海での安全な遊び方と守ってほしいマナーについて話をしてきました。「海にゴミを捨ていい?」の質問には、みんな一斉に「ダメ~!」。「なんでダメなの?」の質問には、「ウミガメなどの生き物が、エサと間違えて食べてしまうから」といった答えが返ってきました。さすが、小笠原の島っ子たちです。これからもマナーを守って、自然の中でいっぱい遊んでね。

平成29年9月12日(父島レンジャー 川口)
山腹から海を臨む

南硫黄島調査

 東京都、首都大学東京、日本放送協会(NHK)の共同研究として2017年6月(6月13日~6月28日の16日間)に、10年ぶりの南硫黄島調査が実施されました。調査隊の山岳班及び海洋班として、東京都レンジャーも初めてこの調査に参加してきました。
 非常に暑い気候、急峻な崖地、落石などの過酷な環境の中、調査ルートの開拓、水や食料などの資材の荷揚げを行いました。また、日々小笠原の自然環境保全にかかわっている経験を活かし、研究者の調査サポートも行いました。隊員のチームワークと関係者などからの多くのサポートがあり、事故もなく無事に調査が終了しました。
 今まで人間が定住したことのない、原生の自然が残る南硫黄島では、他の小笠原諸島の島々とは違う、自然の姿を見ることができました。プレス発表などで研究成果が少しずつ報告されています。これから、東京都レンジャーが見た調査の様子などを皆様にお伝えしていけたらと考えています。

平成29年8月11日(父島レンジャー 後藤)
レクチャーの様子

とびうおクラブ

 学童保育とびうおクラブにレクチャーを行いました。身近な自然に興味を持つことを目的として、形の特徴をヒントに植物を探すウォンテッドゲームと、自然の中に隠れる○△□などの形を探すフィールドパターンゲームをしました。友達と競ったり協力したり、子どもたちは熱心にゲームに取り組んでいました。島の子供たちが島の自然に興味を持ってもらえるようにこのような活動を今後も続けていきたいです。

平成29年7月23日(父島レンジャー 山口)
新レンジャーの写真

自己紹介

 平成29年7月より東京都レンジャーとして小笠原に赴任した山口千穂(やまぐち ちほ)です。出身は茨城県です。登山が趣味で色々な山に登っていました。知識や経験不足のことも多くありますが、どうぞ宜しくお願いいたします。父島内を歩き回っていますので、お気軽にお声かけください。

平成29年5月1日(母島レンジャー 市岡)
新レンジャーの写真(小笠原地区母島)

新レンジャー紹介(小笠原地区母島)

 平成29年4月から母島レンジャーとして赴任した市岡洋三(いちおか ようぞう)です。羊年の三男なので洋三です。
 三月まで母島にある中学校で教員として、母島の子供たちと島のこと、自然のことといろいろなことを学んできました。これからは、レンジャーとして次世代のために、母島の自然を守り伝えていきたいと思います。頑張って精進いたしますので今後ともよろしくお願いします。現在写真の通りの巨躯ですが、今後の変化にご期待ください。

平成29年5月1日(母島レンジャー 竹中)
新レンジャーの写真(小笠原地区母島)

新レンジャー紹介(小笠原地区母島)

 竹中泉(たけなかいずみ)
 平成29年4月より東京都レンジャーとして小笠原に赴任した竹中です。父島島民歴5年目です。父島赴任早々5月より母島レンジャーに異動となりました。植生豊かな母島勤務で、たくさんの植物との出会いを今から楽しみにしています。皆さんも母島にお越しの際は、お気軽にお声がけよろしくお願いします。

小笠原の自然のトップへ

小笠原国立公園・ビジターセンター

都立大神山公園

世界自然遺産 小笠原諸島

都レンジャー

PCサイト表示