世界自然遺産小笠原諸島について
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世界自然遺産小笠原諸島について
小笠原諸島の豊かで独特な自然の価値が認められ、平成23年6月に「小笠原諸島」が世界自然遺産として登録されました。日本における世界自然遺産は、平成5年に「屋久島」「白神山地」、平成17年に「知床」が登録されており、『小笠原諸島』は4番目の登録となります。
小笠原諸島の「世界自然遺産」としての価値
小笠原諸島の豊かで独特な自然は、平成23年6月にフランスのパリで開催された第35回世界遺産委員会において、世界自然遺産の4つの評価基準(『自然景観』『地形・地質』『生態系』『生物多様性』)のうちの『生態系』の評価基準に合致するとして評価され、同年6月29日に世界自然遺産として登録されました。 世界遺産委員会の審議では、小さい島でありながら、小笠原でしか見ることのできない固有種の割合が高いこと、特に陸産貝類(カタツムリの仲間)や植物において、進化の過程がわかる貴重な証拠が残されていることが高く評価されています。
東京都の取組
東京都では、この豊かな小笠原諸島の自然を守っていくために、関係機関と連携して様々な取組を行っています。
外来種対策
- オガサワラシジミ
- アカガシラカラスバト
- アホウドリ
- オガサワラカワラヒワ
- オガサワラオオコウモリ
- オガサワラグワ
植生の復元
関係機関リンク
記事ID:003-001-20240718-008308