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東京都の取組 - 外来種対策 - 外来植物駆除

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外来植物駆除(木本)の取組

 植生破壊や土壌侵食の要因となっていたノヤギの駆除を進めてきた結果、希少な固有植物をはじめとする在来植生の回復が見られています。一方、これまで繁殖が抑えられていた外来植物の生育地の拡大などの傾向も確認されています。
 そのため、小笠原固有の在来林の回復を進めるために、都の所有地において外来植物駆除作業を実施しています。

 主な駆除対象種:アカギ、モクマオウ、リュウキュウマツ、ギンネム、キバンジロウ、ガジュマルなどの侵略性の高い外来樹木
 駆除作業を実施している島:父島、弟島、聟島、媒島、嫁島

 

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外来種(モクマオウ)が侵入した森林
(父島 初寝浦海岸)
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薬剤駆除後に枯れて赤くなっている様子
(父島 初寝浦海岸)

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モクマオウ林の様子
厚い落ち葉により実生がみられない
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外来種(キバンジロウ)が侵入した森林

 これまでの駆除作業により、光環境が変わり林床に光が届いたことで在来種の実生が確認されるようになりました。また、種子供給源となっている外来樹木を駆除することで外来種の分布範囲拡大防止に貢献しています。

 また、在来林が回復するまでには時間がかかるため、外来植物駆除作業とあわせて、一部都有地では、在来種の植栽を実施しています。

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ガジュマル駆除後にパイオニア種のウラジロエノキが成長(弟島)
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植生回復のために外来植物駆除後に在来種を植栽(父島 宮之浜)

 

 

 

 

記事ID:003-001-20240718-008313