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道路と河川に関すること - 都道に関すること
小笠原支庁管内には都道240号線と241号線があります。うち240号線は父島に位置し土木課が管理を所管しています。このうち整備・維持補修事業は道路河川担当が所管しています。なお、241号線は母島に位置し母島出張所の所管です。
父島に通る240号線は、正式には「一般都道父島循環線(第240号)」と称し、総延長は23.1kmです。
道路河川担当が所管する道路事業は、以下の7つの事業に細分されます。
- 道路改修事業
自然環境の保全に努めながら、道路の新設・拡幅や線形改良、歩行者等の安全確保など、地域振興と防災性向上に資する道路整備を推進しています。
現在は、行文線未整備区間(奥村~清瀬)における道路整備事業を実施しています。 - 道路災害防除事業
既存道路の斜面崩壊・落石防護対策を行うものです。
父島の都道の大部分は山岳斜面を擁しているため、台風や豪雨の際にはたびたび土砂崩壊や落石が発生します。このため、通過交通の安全確保を目的として、落石防護ネットの設置、落石防護柵の設置、法面緑化、法面補強等の工事を実施することにより、安全度の向上を図っています。 - 交通安全施設事業
交通事故の防止や歩行者等の安全確保のため、警戒標識、案内標識、カーブミラー、防護柵、視線誘導標の整備等を実施しています。
- 橋梁整備事業
老朽化した橋梁の架け替え、既存橋梁の規格向上等を行うものです。
橋梁については、定期的に橋梁健全度調査を実施しており、その調査結果をもとに実施しています。 - 橋梁維持事業
既存橋梁の破損箇所の補修、塗装塗り替え、清掃等を行うものです。
橋梁については、定期的に橋梁健全度調査を実施しており、その調査結果をもとに実施しています。 - 道路補修事業
既存道路の舗装打ち換え、排水施設の改良、道路附属物の補修・更新、道路緑化の推進(街路樹整備)等を行うものです。
- 道路維持事業
既存道路の日常的な維持と、小規模の補修等を行うものです。
路面清掃、沿道除草、枯損木の伐採処理、側溝のしゅんせつ、街路樹の手入れ、街灯の保守、防護柵の取替えなど、多岐にわたります。
小笠原は夏期間が長く沿道の雑草の成長がとても速いため、沿道草除草は特に頻繁に実施しています。また、山岳斜面が多いため、落石や土砂崩壊、倒木等の発生頻度も高く、その処理を迅速に実施しています。
これらの維持補修を迅速・的確に実施するため、日常の道路巡回調査(パトロール)を実施しています。
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