桜株
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大島のサクラ株(以下、サクラ株という)は、オオシマザクラ(Prunus lannesianavar. speciosa)の古木で、大島の北東部、泉津地区に現存しています。
昔は、房総方面から来る船がこの木を目印にして泉津港に着いたといわれるほどの巨木です。
サクラ株は地元の人たちに、「サクラッ株」と呼ばれ大切に保護されてきました。
1935(昭和10)年12月に国の天然記念物の指定を受け、1952(昭和27)年3月には特別天然記念物となっています。
桜株について
「サクラ株」は元株とよばれる最大の太さを誇る株とその周りに立ち上がった3本のサクラで構成されています。中心となる元株は樹高6.5m、幹周6.95m、最大樹幹は9.5m、最小樹幹は7.3mあります。
サクラ株は、もとは1本のオオシマザクラの大木だったと思われますが、元株の主幹は高さ約2mから上が枯れ、太い枝が北東方向に伸び、立ち上がっていましたが、2004年5月の強風で倒れてしまいました。この元株とは別に東、西、北側の離れた場所に各1本ずつ上に伸びた幹があります。これらは元株と連なったようになっており、台風などの強風で倒れ、のちにその場所で立ち上がったものと思われます。
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