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小笠原水産センター

水産センターの役割

水産センターは漁業活動を支援し、小笠原の産業を活性化させるための調査・研究を行っています。

1.海での安全を守る

 無線局は、小笠原諸島近海で操業する漁船の安全を確保するために、気象情報の送受信や、指導船との定時交信、遭難信号(27.524,2.182MHZ)の傍受を行っています。漁船の電子機器の点検や修理、指導も重要な仕事の一部です。調査指導船「興洋」は漁業取り締まりを実施。秩序の維持を図っています。

主要な設備
・2メガ帯SSB送信機50W 2台
・全波受信機       3台
・27メガ帯SSB送受信機  1台

無線局内
無線局内
夜明山鉄塔
夜明山鉄塔

2.海を豊かに利用する

 小笠原諸島の底魚一本釣り漁業における重要魚種であるハマダイについて、漁獲情報の解析や生態に関する調査を行い、成長や成熟などの生活史を把握します。また、鮮度保持や脂の乗りに関する調査・研究を行い、資源との有効利用と単価の向上を目指します。

ハマダイ水揚物の計測
ハマダイ水揚物の計測
ハマダイ脂肪含量調査
ハマダイ脂肪含量調査

3.海や魚を調べる

 調査指導船「興洋」による海洋観測、漁場調査を実施。1990年代から、それまでの底釣に代わり、ソデイカ漁業を普及させました。その後、カジキ・マグロを対象とした、小笠原独自の「深海たて縄漁法」に発展。現在では小笠原での漁獲の半分以上を占めるまで成長しました。近年、沖ノ鳥島周辺調査をはじめ、PAT-tagによる、メカジキの生態調査やマルチビームソナーによる海底地形図の作成にも取り組んでいます。

MOHTネットによる生物層調査
MOHTネットによる生物層調査
CTDによる海洋観測
CTDによる海洋観測
沖ノ鳥島での調査
沖ノ鳥島での調査
メカジキへのPAT-tagの装着
メカジキへのPAT-tagの装着
父島西沖の海底地形図
父島西沖の海底地形図
調査指導船「興洋」
漁業調査指導船「興洋」(3代目)
竣 工:平成19年2月28日 トン数:87トン
航海距離:2,000海里   定 員:14名
速 力:13.0ノット

4.磯根資源を保護する

 小笠原諸島海域は亜熱帯に属し、浅海域には造礁サンゴが発達し、これらを中心に生態系が形成されています。また、有用生物はイセエビ類やシャコガイ、マルサザエ等が分布しています。これらの生息環境を解明し、保護や増殖を行っています。

水揚げされたアカイセエビ
水揚げされたアカイセエビ
体重・頭胸甲長の測定
体重・頭胸甲長の測定
アカイセエビの標識放流
アカイセエビの標識放流
アカイセエビ飼育試験
アカイセエビ飼育試験
シャコガイの計測(沖ノ鳥島)
シャコガイの計測(沖ノ鳥島)
サンゴの生育状況調査(母島)
サンゴの生育状況調査(母島)

5.技術相談

漁業者や島民からの要望、技術的な相談に対して随時対応しています。

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