船員の仕事

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 興洋の乗組員は、船を運航するほか、運航計画や修繕計画を立てるなど運用管理も行っています。

 調査研究を行う研究員と調査研究のための調査を行う乗組員のチームワークがとても重要です。

 乗組員は「甲板部」「機関部」「無線部」のいずれかの部門に所属し、それぞれの役割に応じた業務を行いますが、甲板業務や調査業務については、全員で協力して行っています。

 

甲板部(船長、航海士、甲板員)

 甲板部では、船橋において航海計器類(電子海図、各種レーダー等)を駆使して船舶を操縦するほか、デッキにおいて調査のための各種機器や道具を取り扱っています。

 船の運航のない日には、船体や調査道具のメンテナンス(さび打ちやペンキ塗り等)も行います。

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ブリッジ航海計器
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操船中
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興洋船首部デッキ

 

 

機関部(機関長、機関士、機関員)

 機関部では、機関室で船を動かすための主機関(エンジン)や、電気を作るための発電機等、30種類以上もある機器類の管理・点検を行っています。

 船の運航のない日には、オイル交換や各種フィルターの清掃など運航中にはできない各種整備を行っています。

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エンジンログ記入中
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機関室内巡回中

 

 

無線部(通信士)

 無線部では、船同士や水産センターにある陸上無線局等との通信業務を主に行っています。出航時は定時観測の気象データの通報を行い、各所に情報提供をしています。

また、無線機器だけでなく、興洋が調査に用いる様々な機器の運用や保守管理もしています。

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無線機全景
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無線通信中
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調査データ解析中

 

 

 

 

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