東京都情報公開審査会の新規諮問(第1196号)
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平成30年8月8日に、東京都情報公開審査会に次のとおり諮問されましたのでお知らせします。
(諮問件名)「改修工事保護者説明会議事録内で保護者からジャンカではないのかの質問に一切明確な回答していない理由 ほか3件」ほか5件の非開示決定(不存在)に対する審査請求(諮問第1196号)
(諮問庁)東京都教育委員会
(請求及び処分の内容)
開示請求の内容 | 決定 | 非開示理由 |
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平成○年○月○日(財経-第○号)契約番号○-○にある「報告書」 ○○高校(○)改修工事に伴う躯体調査時にて確認された柱部材のジャンカ? 東京都作成「改修工事保護者説明会資料」7ページ「詳細は不明ですが(経過劣化?)」 他「平成○年○月 東京都作成議事録」参照「劣化状況」について 1 何故、○○・○○建設共同企業体(○○・○○JV)の状況報告書は一切「経年劣化」という言葉でなく「ジャンカ」としか表現されていないのに、東京都では「保護者説明会資料」「議事録」では一切この表現を使用していないのか? 2)議事録内で保護者から「ジャンカ」ではないのかの質問に一切明確な解答をしていないのか? 2 2)同上は○○高校改修工事不具合発覚後具体的にどのように工事に採用し、工事完了後それが従前の耐震性能からどのような数値データの改善により、生徒の学校生活に安心・安全を図れたのか? 3 調査範囲で「ジャンカが…基本的には柱部材は全箇所で仕上げ材の撤去を行い調査を行うのが望ましい。」とあるが、柱部材全部の調査結果を具体的に客観的なデータ・数値で下さい。 2)もし全部の柱調査を実施しなかった場合具体的な理由・根拠を提示ください。 4 同「状況報告書」には、柱・壁のみが記載されているが、基礎部分についても同不具合の恐れが当然にあります。 基礎部分の状況報告書を具体的に客観的データ・数値で下さい。 以上1~4文書資料、図面・図表等以上全ての決裁書(議会提出資料、議事録、各種定例会及び報告書、音声、映像等)の一切を提出下さい。 以上 |
非開示 (不存在) |
<非開示理由> 請求に係る文書は、作成及び取得しておらず、存在しないため |
「都立○○高等学校(○)改修工事 保護者説明会資料」について 1 3ページ 今までの経緯 ・平成○年○月中旬に不良個所発見 →「都の建築構造専門職を交えた現状調査」に関し、○年○月○日東京都教育庁○○課長、同○○代理は、 (1)上記都の建築構造専門職が施工不良(ジャンカ)を発見した際に調査をした事 (2)上記調査後の「調査結果報告書」を作成 (3)「耐震性能(保証)報告書」(IS値含む)「構造計算書」を作成した具体的客観的なデータ・数値に基づき 1)工事中建物解体、再建築工事 2)工事中施工不良(ジャンカ)改善、改修工事 のうち2)を採用し、工事完了引き渡しを行った。旨述べられました。 2)を採用するにあたって、採用した具体的かつ合理的・客観的な数値・客観的な数値・データ資料を全て提示下さい。(IS値)を含む) イ)決裁文書 ロ)調査結果報告書 ハ)耐震性能(保証)結果報告書 二)構造計算書 4 又、教育庁○○代理は、「校舎改修工事を実施するに当たり、上記2)イ)ロ)ハ)ニ)は必要なく、耐震補強工事を実施のみすれば事足りる」と述べられています。 何故、工事途中に(改修工事)施工不良(ジャンカ)が発覚したにもかかわらず、上記発言が行われるのか 具体的かつ客観的な理由・根拠を示してください。 |
非開示 (不存在) |
<非開示理由> 請求に係る文書は、作成及び取得しておらず、存在しないため |
4 校舎改修計画後、工事開始後に施工不良(ジャンカ)=経年劣化(東京都)が発見されました。 発見後、東京都の建築専門家が調査し、建物解体・更地より再建築ではなく、施工不良(ジャンカ)=経年劣化(東京都)の補強工事を実施し改修工事継続、完成引き渡しが行われました。 2)改修工事完了後の 2-10)、11)及び決裁文書(最終決裁者)各種報告書・回覧文(意思決定を判定したもの) |
非開示 (不存在) |
<非開示理由> 請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しないため |
1 ○年○月○日都立○○高校にて校舎改修工事遅延原因につき施工業者○○工務店が遅延原因につき「東京都の職員に口止メされているので、遅延原因については一切言えない」との保護者への発言に対して、次の東京都職員は○○校長及び○○副校長立ち合いのもと謝罪をしました。 1)教育庁 ○○課長、○○課長代理 2)財務局 ○○課長、○○課長代理、○○課長代理 2 その後、○○課長・○○課長代理によりその存在を説明された。 1)「工事検査調書(完了)」 2)「工事設計書」 3)「工事設計内訳書」 4)「仕様書」 5)「特記仕様書」 6)「工事完了届」 7)「設計図面」 8)「工事設計内訳書」 9)「耐震改修報告書」 10)「構造計算書」 11)「耐震性能(保証)報告書」 決裁文書(最終決裁者)各種報告書・回覧文書(意思決定を判定したもの)を全て提示下さい。 5 1,2,3,4において各種文書がない場合 1)「都立○○高校(○)改修工事保護者説明会資料」 2)「議事録」(東京都作成) 3)保護者の方々への質問・要望等への回答(平成○年○月○日付、副校長 ○○)」 4)「工事状況報告書(決裁書)最終決裁者 ○○課長」 5)「報告書(決裁書)最終決裁者 ○○課長」 上記1)~5)の公文書より引用及び代用した箇所を破線にて示し、具体的かつ客観的な理由・根拠を明示してください。 以上 |
非開示 (不存在) |
<非開示理由> 請求に係る文書は、作成及び取得しておらず、存在しないため |
1 29教総総第○○号(平成30年○月○日)「非開示決定通知書」 (1)にある「耐震補強工事完了報告書等(名称の如何を問わず)」の文書・保有・保存期間を示してください。 (2)開示請求書別紙2及び別紙4について記載された各学校の文書・保有・保存期間は何の根拠条文・条例・規則等によって決定されたのか具体的かつ客観的理由・根拠を提示ください。 (3)開示請求書別紙3について記載された各学校の文書作成及び取得していないのは何の根拠条文・条例・規則等によって決定されたのか、具体的かつ客観的理由・根拠を提示下さい。 2 別紙1に記した○○高校校舎耐震補強工事及び校舎改修工事より以前に実施されたにもかかわらず、上記(2)・(3)が保有・保存文書作成・取得されている具体的かつ客観的理由・根拠を各校記載公文書の件名、各々別に提示下さい。 イ)工事検査調書(完了) ロ)工事設計書 ハ)工事設計内訳書 二)特記仕様書 ホ)工事完了届 へ)設計図面 ト)工事設計内訳書 ハ)耐震改修報告書 3 別紙1各種のイ)、ロ)、ハ)、二)、ホ)、へ)、ト)、ハ)、がない場合、その具体的かつ客観的な理由・根拠を提示下さい。 4 1,2,3について 決裁書及び回覧文書(意思決定に至る決定文書)(最終決裁者)の全てを提示ください。 |
非開示 (不存在) |
<非開示理由> 請求に係る文書は、現に保有しておらず、存在しないため |
都立○○高等学校特別教室棟について下記の書類を提出ください。 1 校舎建築時 3)耐震性能(調査)経過報告書 2 耐震補強工事 1)耐震補強工事調査結果報告書 2)構造計算書 3)耐震性能(調査)結果報告書 3 改修工事 1)事前調査報告書 2)構造計算書 3)耐震性能(調査)結果報告書 |
非開示 (不存在) |
<非開示理由> 請求に係る公文書は、現に保有しておらず、存在しないため |
(処理経過)
平成30年3月20日 開示請求書1及び2を収受
平成30年3月30日 開示請求書3を収受
平成30年4月3日 開示請求書1に対して公文書の非開示を決定し通知
平成30年4月11日 開示請求書4及び5を収受
平成30年4月13日 開示請求書3に対して公文書の非開示を決定し通知
平成30年5月18日 開示請求書2に対して公文書の非開示を決定し通知
平成30年6月8日 開示請求書4に対して公文書の非開示を決定し通知
平成30年6月8日 開示請求書5に対して2件の公文書の非開示を決定し通知
平成30年6月14日 審査請求書を収受
平成30年7月23日 開示請求書2に対して処分を変更し、公文書の一部開示及び非開示を決定し通知
平成30年8月8日 諮問書を収受
記事ID:003-001-20240718-005179