東京都情報公開審査会の新規諮問(第1660号)

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令和4年11月25日に、東京都情報公開審査会に次のとおり諮問されましたのでお知らせします。
(諮問件名)「特定の文書ファイルに編綴された行政文書すべて」の非開示決定(存否応答拒否)に対する審査請求(諮問第1660号)
(諮問庁)東京都公安委員会
(処分庁)警視総監
(開示請求及び処分の内容)

開示請求の内容 決定 非開示の理由
警視庁のWebサイトで公開されている警視庁○○警察署の文書検索目録に登載されている文書ファイルのうち 大分類が刑総、中分類が刑事指導、小分類が刑事指導第一、ファイル名が事件指揮簿、作成係が○○、作成(取得)時期が平成○年○月○日、保存期間が争訟期間 である文書ファイルに編綴された行政文書すべて。 ただし、該当する文書が片面印刷換算で21枚以上あるときは、編綴されている順に片面印刷換算で20枚分に、請求範囲を限定する。 非開示(存否応答拒否)

本件開示請求は、特定警察署特定係が作成し保存している事件指揮簿の開示を求めるものであり、開示請求に係る公文書が存在しているか否かを答えるだけで、特定警察署特定係による事件指揮簿に登載されることとなっている事件の有無が明らかになることから、特定警察署特定係における捜査状況、体制等が明らかになるなど、犯罪の予防、捜査その他の公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると認められ、東京都情報公開条例(以下「条例」という。)第7条第4号に規定する情報を開示することとなるため、条例第10条に基づき、当該公文書の存否を明らかにしないで開示請求を拒否します。

(処理経過)
令和4年5月6日 開示請求書を収受
令和4年5月20日 公文書の非開示(存否応答拒否)を決定し、通知
令和4年6月16日 審査請求書を収受
令和4年11月25日 諮問書を収受

記事ID:003-001-20240822-008551