第233回第三部会議事概要

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開催日:令和7年9月25日(木曜日)
出席者:高世部会長、北原委員、樋渡委員、峰委員
(事務局)篠都政情報担当部長、舩城情報公開担当課長、種村情報公開専門課長ほか 計8名

※高世部会長の「高」は、正しくは「はしごだか」です。
※北原委員の「原」は正しくは旧字体です。

1 情報公開審査会 諮問第1704号

諮問件名 「積算内訳(○○警備に関する経費に係るもの)」の一部開示決定に対する審査請求
実施機関 警視総監
決定内容 一部開示決定
非開示理由

<対象公文書>
 積算内訳(○○警備に関する経費に係るもの)
<非開示部分及び理由>
 全ての非開示とした部分
【東京都情報公開条例第7条第4号】
 警備実施に伴う経費情報であり、公にすることにより、どの時点でどの程度詳細に、又は確実性をもって部隊動員規模や装備資機材の整備等について検討がなされているかが明らかとなり、テロ等不法行為の敢行を企図する者がこれを分析することにより、対抗措置を執られるなど、犯罪の予防、鎮圧又は捜査その他の公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると認められるため。
【東京都情報公開条例第7条第6号】
 公にすることにより、警備実施に伴う経費の、行政内部における検討段階での情報が明らかとなり、積算事務及び連絡調整事務が滞り、警備態勢の構築に遅滞が生じるなど、将来的な警備に支障を及ぼすおそれがあると認められるため。

審議区分 内容審議
審議内容

・実施機関が行った一部開示決定の妥当性について、審議を行った。
・各委員による意見交換を行った。

2 情報公開審査会 諮問第1742号

諮問件名 「〇〇課の特定のコメントにかかる一切の文書」の非開示決定(不存在)に対する審査請求
実施機関 警視総監
決定内容 非開示決定(不存在)
非開示理由

<開示請求の内容>
 特定範囲コメント(警察職員の行為にかかる損害賠償を求める訴訟の判決(〇〇年〇月〇日言渡し)に関して、「都警察、その機関、都警察の職員、都警察の組織」のいずれか1以上が、「1以上の報道機関」に受け取られることがありうる態様で、発したコメントをいう。以下同じ)が発された事実、特定範囲コメントの内容、または特定範囲コメントを発することにかかる「伺い、質問、承認または決裁」のいずれか1以上を含むものの一切(媒体・形態として、メモ、Eメール、電子チャット、情報システム上の記録を含むが、それらに限られない。)
<非開示の理由>
本件開示請求に係る公文書は、保有しておらず、存在しません。

審議区分 内容審議
審議内容

・実施機関が行った非開示決定の妥当性について、審議を行った。
・各委員による意見交換を行った。

3 情報公開審査会 諮問第1735号

諮問件名 「〇〇消防職員のフルネーム」の不開示決定(存否応答拒否)に対する審査請求
実施機関 消防総監
決定内容 不開示決定(存否応答拒否)
不開示理由

<開示請求の内容>
 〇〇消防職員のフルネーム 〇〇さん 〇〇さん 〇〇さん 〇〇さん 〇〇さん 〇〇さん 〇〇さん 〇〇さん 開示を求めます。
<非開示の理由>
当該開示請求に係る公文書が存在しているか否かを答えるだけで、東京都情報公開条例第7条第2号に規定する特定の個人を識別することができる情報を開示することとなるため、同条例第10条に基づき、当該公文書の存否を明らかにしないで開示請求を拒否するものとします。

審議区分 新規概要
審議内容

・審査会に対し、事務局から新規諮問案件の概要を説明。
・部会長から各委員に対し、意見を求めた。
・各委員による意見交換を行った。

4 情報公開審査会 諮問第1754号

諮問件名 「警備計画に係る文書」5件の一部開示決定に対する審査請求
実施機関 警視総監
決定内容 一部開示決定
不開示理由

<開示請求の内容>
 令和○年○月○日に○○交差点を通過するデモ行進に係る警備計画書
<公文書の件名>
1 報告(○○.○○)第○○号(○○警察署、令和○年○月○日)
2 報告(○○.○○)第○○号(○○警察署、令和○年○月○日)
3 隊長達乙(1機.備)第○○号(第一機動隊、令和○年○月○日)
4 隊長達乙(4機、備)第○○号(第四機動隊、令和○年○月○日)
5 報告(特車.備)第○○号(特科車両隊、令和○年○月○日)
<不開示部分及び理由>
○「主催者」の氏名
【東京都情報公開条例第7条第2号】
個人に関する情報で、特定の個人を識別することができるものであるため。
○上記以外の不開示とした部分
【東京都情報公開条例第7条第4号】
警備実施に係る情報であり、公にすることにより、警備態勢、警備手法等が明らかとなり、犯罪の予防、鎮圧又は捜査その他の公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると認められるため。

審議区分 新規概要
審議内容

・審査会に対し、事務局から新規諮問案件の概要を説明。
・部会長から各委員に対し、意見を求めた。
・各委員による意見交換を行った。

5 情報公開審査会 諮問第1747号

諮問件名 「開示請求者である○○が令和〇年〇月〇日から同〇月〇日迄○○警察署留置所に留置されていた際の被留置人出入簿」の不開示決定(存否応答拒否)に対する審査請求
実施機関 警視総監
決定内容 不開示決定(存否応答拒否)
不開示理由

<開示請求の内容>
 開示請求者である「〇〇」が令和〇年〇月〇日から同年〇月〇日迄〇〇警察署留置所に留置されていた際の「被留置人出入簿」
<不開示の理由>
 本件開示請求は、特定の個人が特定の期間に特定警察署留置施設に留置されていた際の被留置者出入簿を請求するものであり、本件開示請求に係る公文書が存在しているか否かを答えるだけで、特定の個人が特定の期間に特定警察署留置施設に留置されていたか否かが明らかとなり、東京都情報公開条例第7条第2号に規定する個人に関する情報で特定の個人を識別することができるものを開示することとなるため、同条例第10条に基づき、当該公文書の存否を明らかにしないで開示請求を拒否します。

審議区分 内容審議
審議内容

・実施機関が行った不開示決定の妥当性について、審議を行った。
・各委員による意見交換を行った。

記事ID:003-001-20251002-013213