総合的な支援体制の整備

　都は、「第４期東京都犯罪被害者等支援計画」に基づき、犯罪被害者等が、どの関係機関を起点としても必要な支援につながり、適切な支援を受けられるよう、総合的な支援を提供する体制を整備しています。

被害者等支援専門員（コーディネーター）による支援

　都は、犯罪被害者等支援に関する関係機関との調整・つなぎ役として、社会福祉制度等の専門的知識を有する「被害者等支援専門員（コーディネーター）」を配置しています。
　個別の犯罪被害者等のニーズに応じて、支援策等の情報提供、関係機関との連絡調整、区市町村等への助言や同行などを行い、適切な支援につなげています。

Tokyo被害者支援ノート

　犯罪被害者等支援を提供している多様な主体が連携し、犯罪被害者等のニーズや実情に合わせて多岐に渡る様々な支援を適切に、途切れることなく提供する観点から、「Tokyo被害者支援ノート」を作成しました。
　合わせて、支援者の方向けとして、ノートの役割や個人情報・プライバシーに関する注意事項等を含む「支援者利用ガイド」を作成しましたので、ぜひ参考にしてください。

1. ノートの目的
   
   • 犯罪被害者等が被害後の不安や問題等の現状を整理し、どこに相談したらよいか、どのような支援制度があるのなどをわかりやすく情報提供すること。
   • 相談や支援を受けた経過、今後の対応方法等を記録することにより、複数の機関の支援が必要な場合でも、行政窓口等での説明を繰り返す心理的負担の軽減を図ること。
     
     

2. ノートの構成
   （１）主な内容
   　　〇　被害にあったときの記録（被害日時等）
   　　〇　被害にあって困っていること
   　　〇　利用できる相談窓口や支援制度
   　　〇　相談や支援の経過及び、今後の対応方法の記録
   （２）サイズ
   　　Ａ５判　４３Ｐ
   （３）添付ファイル
   　　添付のPDFを印刷してご活用ください。
   　　〇　一括ダウンロード
   　　　　・Tokyo被害者支援ノート（PDF：8.52MB）
   　　〇　分割ダウンロード
   　　　　・表紙・目次（PDF：3.41MB）
   　　　　・被害にあった方へ（PDF：0.38MB）
   　　　　・このノートの使い方（PDF：1.44MB）
   　　　　・被害にあったときの記録（PDF：0.55MB）
   　　　　・被害にあって困っていること（PDF：2.09MB）
   　　　　・支援する人や窓口の記録（PDF：0.58MB）
   　　　　・くらしや家のことの記録（PDF：1.02MB）
   　　　　・からだやこころのことの記録（PDF：1.12MB）
   　　　　・捜査や裁判などの記録（PDF：2.50MB）
   　　　　・利用できる窓口や制度（PDF：5.19MB）
   　　　　・裏表紙（PDF：3.35MB）
   

   　　

3. 支援者利用ガイド
   　支援者の方向けとして、ノートの役割や個人情報・プライバシーに関する注意事項等を含む「支援者利用ガイド」を作成しましたので、ぜひ参考にしてください。
   　支援者利用ガイド（PDF：1.16MB）
   
   

4. ノートの入手について
   （１）入手方法
   　　　犯罪被害者等が被害を相談する際に、支援者から直接お渡しします。
   （２）入手先
   　　　・犯罪被害者等のための東京都総合相談窓口（被害者支援都民センター）
   　　　　【Tokyo被害者支援ノート：３Ｐ参照】
   　　　・東京都性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター（ＳＡＲＣ東京）
   　　　　【Tokyo被害者支援ノート：３Ｐ参照】
   　　　・区市町村の総合的対応窓口
   　　　　【Tokyo被害者支援ノート：４Ｐ参照】　　　等
   （３）開始日
   　　　令和４年４月１日（金）