魚食普及の推進
1 島の魚の有効活用
八丈島ではたくさんのムロアジやトビウオなどが水揚げされます。八丈島漁協女性部は、これらの魚をミンチや切身に加工し、都内の学校給食に届けています。八丈支庁はこの「東京の子供には東京の魚を食べてもらいたい」という取組みを八丈町と一体となって応援することで八丈島でとれる魚の利用を促進しています。
2 「八丈島を出前」します
漁協女性部は、学校給食の食材を届けるだけでなく、都内の学校を訪問する「出前授業」を行っています。魚や漁業のことだけでなく、島の自然や文化、暮らしなど、八丈島をまるごと紹介します。時には八丈支庁も出前授業に同行してお話するほか、「八丈島水産だより」を発行して食材とともに産地の情報を学校に届けています。
3 おまけの効果も
多くの学校関係者に支えられ、漁協女性部の給食食材の生産量は年々増えています。最近では、八丈島の魚の給食や出前授業がきっかけとなり、ご両親とともに八丈島を訪問される生徒さんがいらっしゃるなど、八丈島のファンづくりにも大いに役立っています。
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