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株式会社ウェザーニューズ・小笠原村・小笠原支庁が協定を締結しました。

更新日

小笠原を最も気象観測密度が高い気象DX先進エリアへ

株式会社ウェザーニューズ・小笠原村・小笠原支庁が協定を締結

AIを活用し、小笠原村の気象予測の精度向上

 

このたび、株式会社ウェザーニューズ(注1)と小笠原村、小笠原支庁は、「地域課題解決型スマート東京普及促進事業(注2)」を活用した『小笠原を最も気象観測密度が高い気象DX先進エリアへプロジェクト』にかかる三者協定を締結しました。
 本協定で、近年増加傾向にある豪雨被害の軽減と天気予報精度の向上を目指しており日本初の補完観測の予報業務利用の承認を取得した高性能気象IoTセンサーの「ソラテナPro」を実装します。AIを活用した気象予測モデルに観測データを反映することで、気象レーダー観測外の小笠原における気象予測の精度の向上が期待されます。また、ライブカメラやユーザーからのリポートを通じて取得した空のカメラ画像も取り込み、ゲリラ雷雨を早期に察知し、通知します。
 

注1 株式会社ウェザーニューズについて https://jp.weathernews.com/ 

  株式会社ウェザーニューズは、日本を本社拠点とし、世界21カ国、30拠点、45市場に対して気象・気候コンテンツ・リスクコミュニケーションサービスを展開する世界最大の民間気象情報会社です。全世界から集まる膨大な気象観測データを解析し、独自の予測モデルを駆使して精度の高い気象予測を提供しています。
 

注2 地域課題解決型スマート東京普及促進事業について

東京都は、「スマート東京」の実現に向け、都内の区市町村が抱える地域の課題に対して、大学や民間企業が有するデジタルの力を活用し、まちのスマート化を通じて解決することを目的とする事業であり、そのための自治体と民間企業等とのマッチング支援、組成された連携体による取組への財政支援や事業遂行支援を行っています。
 

・ 協定の名称

小笠原を最も気象観測密度が高い気象DX先進エリアへプロジェクトに関する連携協定

詳細は別紙(PDF:510KBのとおり
 

・ 協定締結日

 令和7年12月4日(木)
 

・ 協定事業の内容

(1)ソラテナProとソラカメを活用した気象予測精度の向上

(2)AIと気象衛星を活用した、雨雲レーダーの再現

(3)島民や観光客等への効果的な気象情報の発信、気象情報のニーズ調査
 

・ ソラテナ Proについて

「ソラテナ Pro」は株式会社ウェザーニューズとオムロン株式会社が共同開発した、日本初の補完観測の予報業務利用の承認を取得した高性能気象IoTセンサーで、気温、湿度、気圧、雨量、風向、風速、照度などの気象要素を1分ごとに高精度で観測し、クラウドを通じてデータを提供します。また、AIを活用し気象予測モデルにデータを反映することで、気象予測の精度を向上させることができます。

≪実装イメージ≫


 

記事ID:003-001-20251129-013514