八丈支庁 港湾課-神湊(底土)港・八重根漁港ケーソン据付完了-

 八丈島の各港に防波堤を整備するため、毎年、「ケーソン」と呼ばれる鉄筋コンクリート製の大きな箱を東京港から海に浮かべて船で曳航して運び、据え付けています。
 東京港を出港したケーソンは、東京湾を南下し、太平洋に出た後、海路を西へ(下田方面に)向かいます。海況予報を確認しながら、一気に太平洋を南下し、黒潮の流れを横断しなければならないからです。八丈島まで約3日間の航海となります。
 整備対象の港湾・漁港施設は年々沖合に展開しているため、ケーソンも大型化しており、運搬・据付作業も益々、困難なものとなってきています。今年度は、神湊(底土)港・八重根漁港の2函のケーソンを据え付けました。八重根漁港のケーソンは6月15日、神湊(底土)港は6月23日に無事沈設が完了しております。
 据付工事は、例年、波の穏やかな6月から7月までに行います。今年は5月、6月の海象状況も概ね良好で、防波堤の基礎となるマウンド造成作業も順調に進み、ケーソン据付作業の工程も予定通り、無事に全てのケーソンの固定作業を終えました。各港の防波堤の延伸により港の機能の益々の向上を目指しておりますので今後共、港湾・漁港工事へのご理解・ご協力をよろしくお願いします。

神湊港遠景写真
八重根漁港近景写真

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