「多摩振興プロジェクトー多摩の総合的な振興策ー」

東京都の多摩振興の基本施策として、平成21年2月に「多摩振興プロジェクト-多摩の総合的な振興策-」を、策定いたしましたので、お知らせいします。

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「多摩振興プロジェクト」とは

 「多摩振興プロジェクト-多摩の総合的な振興策-」は、人・産業・自然・空間等の多摩地域の固有資源を最大限活用するとともに、将来、多摩及び首都圏の大きな発展の引き金となる横田基地の軍民共用化を視野に入れながら、技術力の高い企業の集積が進んでいる首都圏の各都市との広域連携を強めることを視点に、これまで着実な推進に取り組んできた「多摩リーディングプロジェクト」を拡充し、多摩の総合的な振興策として再編成するものです。今回、都全域で展開する事業や緊急課題に対応する事業についても、多摩の振興に資する事業は積極的に取り入れて、首都圏の中核をなす多摩の実現を目指し、都がどのように多摩振興に取り組むかを新たな視点で明らかにするものです。

策定(改訂)の考え方

 「多摩リーディングプロジェクト」は、改訂版策定から2年が経過し、事業の進捗に応じた展開が必要なものや、新たな取組を求められている課題も生じてきています。
 また、平成19年12月に「『10年後の東京』への実行プログラム2008」が、さらに昨年12月には、「実行プログラム2009」が策定され、東京の近未来図実現のための今後3か年の具体的展開策が多くの分野で示されています。
 こうしたことから、今回、従来の「多摩重点推進事業」については、進捗状況を検証して内容の充実等を行うほか、下記の視点により、多摩の振興に資する事業は積極的に取り入れ、これらを「多摩プロジェクト事業」として位置付け、充実を図ることとしました。国等への働きかけや市町村への支援についても、引き続き積極的に取り組んでいきます。

振興策の概要

Ⅰ 多摩プロジェクト事業の推進

 多摩の優位性を活かし、存在感を発揮するため、「新しい流れをつくる多摩~基盤整備~」「モノを生み出す多摩~産業~」「魅力を活かす多摩~自然・観光~」「暮らしを守る多摩~安全・安心~」「人を育む多摩~スポーツ・教育~」「エコを発信する多摩~環境~」の6つの施策テーマで、新たな視点に立ってソフト系事業を追加するなど、合計で60事業と充実を図り、「10年後の東京」の「首都圏の中核拠点として発展する」多摩の実現に向け積極的に取り組んでいく。

Ⅱ 国等への働きかけ

 これからの多摩振興策の要となる事業には、国や鉄道事業者をはじめ関係機関が事業主体となる事業や道路など隣接県との連携が必要な事業も多い。都は、国等に対し、事業促進を目指し強力に働きかけていく(横田基地の軍民共用化、外環・圏央道・国道16号・中央線複々線化等)。

Ⅲ 市町村への支援

 都は、広域的自治体の立場から、各種の支援策を着実に推進するとともに、まちづくりなどに共同して取り組んで効果的な事業展開を図るなど、市町村を積極的に支援していく(自主的・自立性の向上に資する行財政支援、人的支援、助言、情報提供)。

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東京都総務局行政部振興企画課
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